プログラマは基本情報技術者があると採用されやすい

システム系の仕事をしている人にはお馴染みの国家資格である「基本情報技術者」ですが、発注者が要員を調達する際に、資格の有無を採用条件にしていることが多々あります。いわゆる免許資格ではないため、持っていないとできない仕事はないのですが、昔から選考で重要視される要素の一つです。今回の記事では、その理由について説明します。

理由①:最低限度のシステム系の知識があることの証明になる

基本情報技術者の試験内容には、ハードウェア、プログラム、ネットワーク、webサーバー、DB、セキュリティ、マネジメントなどの業務で一通り必要になる知識が網羅されています。日本のIT系の企業では、新卒採用者の8割が、システム系の知識がない状態で入社してきます。このような背景の中で、体系的にITのイロハを学べる教材として、基本情報技術者試験は昔から利用されてきました。日本国内のエンジニアのベースとなる知識を、国が資格試験の形で習得を推奨しているということを意味しているため、日本でエンジニアの仕事に就くにあたっては、ほぼ必須の資格になります。

理由②:最低限度の思考力があることの証明になる

エンジニアになる難易度は、弁護士や医者になる難易度と比較すると、かなり簡単です。それ故に、小学校で習う算数ができない人、細かい指示を受けないと何も行動できない人、予想外の出来事が起きるとフリーズして一切の仕事がストップしてしまう人など、社会人としての生活に支障が出るような方と出会う機会が少なくありません。大抵の場合、そのような人は基本情報技術者試験に合格することができないので、「地雷避けの鈴」としての効果を期待し、資格保持者のみを採用している会社があります。これは学生の方や業務未経験の方には実感が湧きにくい話になりますが、大規模プロジェクトに入った際には、誰もが納得する理由になるかと思います。大きな予算でまとまった数の技術者を採用しようとした場合に、全く使い物にならない人、経歴詐称をする人などが、必ず混ざってきます。「学校で勉強したことは、仕事では役に立たない」と言う方がたまに居ますが、小学校の算数に躓いたままの大人が、仕事で役に立つわけがありません。

まとめ

国家資格である基本情報技術者試験の勉強時間の目安は、200時間前後です。ある程度の下地のある方や、高偏差値帯の学生の方であれば、100時間程度の勉強時間でも十分に合格可能です。システムエンジニアを目指す業務未経験の方は、就業前にこの資格を取っておくことをオススメします。

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