プログラミングスクールに通うよりも本を買って独学した方がいい理由

昨今、プログラミングスクールが密かなブームになっています。しかし数ある選択肢の中で、本当にプログラミングスクールに通うことが最適なのでしょうか。多くの方はその先のWeb系エンジニアに転職することがゴールになっているかと思います。元からプログラミングが好きな方であれば特に問題はないと思いますが、高収入目的でエンジニアを目指す場合、あまりにも無謀で理にかなっていない判断です。

私の経験を基にした感覚値ですが、社会人の未経験者でエンジニアを目指しても、低収入の状態が続くことになる可能性が高く、場合によっては年齢の上昇とともに待遇が悪化することもあります。システム開発は基本的にはピラミッド構造のチーム体制で推進することになりますが、業務未経験者が零細SES企業からの派遣やフリーランスのエージェント経由でプロジェクトに参画する場合、単価が最も安いテスターやコーダーとしてアサインされるケースがほとんどです。それらの仕事の単価は月20万円程度のものも珍しくないため、広告でよく見る高単価フリーランスの現状とはかなりのギャップがあります。中には「スクール卒業後、フリーランスで月単価100万円!?」といった情報弱者をカモにしようとしている悪質な広告もあるので注意しましょう。今回の記事では、プログラミングスクールに通うよりも本を買って独学した方がいい理由について、説明していきます。

スクールで学べることは本でも学べるし、そもそもレベルが低い

弁護士になるための勉強と、プログラマになるための勉強とでは、難易度に雲泥の差があります。プログラミングはITエンジニアにおける仕事の一部にすぎませんが、中学時代に偏差値が40代だった勉強が苦手な人でも、プログラマになることは可能です。勉強のできない人は勉強を「教わるもの」だと考えていることが多いですが、勉強は「自ら学ぶ」ものです。また授業形式であれば短時間で効率よくスキルが身につくという考えも間違いです。スクールで用いられるテキストは、全ページカラーでイラスト入りといったような、いかにも勉強ができない人向けに作られた内容になっていることがよくあります。どのプログラム言語にも「はじめてのJAVA」「独習PHP」のような定番の良書が複数存在します。そのような本を中古でいいので購入し、実際にキーボードを叩いて試行錯誤していくことが成長の近道です。スクールで20時間~30時間掛けて学ぶ内容は、独学であれば2時間~3時間で習得可能な内容であることもよくあります。

自分で頭を使ってアウトプットする工程が少ない

エンジニアのスキル上達に最も有効な方法は、自分の頭と手を使ってアウトプットを作り上げることです。スクールはあくまでインプットが中心、もしくはテキストに書かれたソースコードを転記する作業が中心になります。また分からないことは「バイトの学生メンターに聞く」ではなく「ググって試行錯誤して自己解決する」でないと意味がありません。スクールは生徒の劣等感を刺激しないよう丁寧に対処するかもしれませんが、代わりに多額の授業料を請求してきます。自分の無力さを思い知り、それを乗り越えるためのスキルという名の筋肉を自力で身に付けることが、本人にとっては最も有益です。甘さと優しさを混同しないようにしましょう。

まとめ

プログラミングスクールは「貧困ビジネス」だと指摘されることが多々あります。収入目的であれば、ほぼ確実に低収入なので辞めた方が無難です。また、スクールで学ぶよりも独学で学ぶ方が時間効率、投資対効果、スキル習得度合いのすべてにおいて優れています。頭のいい人ほど、本をよく買う傾向があります。このような理由で私はプログラミングスクールをオススメしません。

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