事業を損切りすべきタイミング

株やFXをやっている人にとっては馴染みのある単語かと思いますが、「損切り」とは、「損失を抱えている状態で、その損失を確定させること」を言います。複業や起業をするにあたり、損切りの判断を迫られることが必ずあるかと思います。今回は事業を損切りすべきタイミングについて、解説していきます。

KPIを一定期間達成できなくなったタイミング

中堅以上の規模の企業の場合、事業計画の内容の一部として、KPIと共に撤退条件も事前に決められていることが多いです。具体例としては、「4週連続で1店舗当たりの売上高が〇〇万円以下の状態が続いたとき、対象商品の製造をやめる」といったものです。このタイミングで新商品に入れ替えたり、新しいキャンペーンや広告を打つといった対策が取られます。企業のリソースには限りがあり、予算やスケジュールは、期初に決められた基本計画に則って進められることが多いです。ある程度の規模の企業の場合、計画を立てる人と実行する人が異なるため、ドライに物事が進みます。

しかし、一人または少人数で進める複業や起業の場合は、スムーズに損切りできる人は少数派だと思います。もう少し頑張れば回復すると、根拠もなく思ってしまいがちです。長期的で全体最適な視点に立って物事を考えたときには、損切りが最良の判断であるにもかかわらず、ズルズルと何もしない状態を続けてしまう方が、非常に多いです。感情のコントロール能力は鍛えることが可能ですが、これは場数を踏んでいくことでしか強化されません。

回復や挽回の目途が全く立たないことが判明したタイミング

予期していない重大な要因が発生したり、当初の売り上げ見込みが完全に甘かったなど原因は色々と考えられますが、挽回の余地のないことが明らかな場合は、早い段階で損切りした方が賢明です。

まとめ

「損切りの判断」は撤退の条件を予め決めておき、それに則ってドライに判断することが望ましいです。ちなみに私は名刺公開機能をリリース後2日で廃止しました。今思うと企画の時点でかなりイマイチでした。別の話になりますが、日興プチショックと言われる出来事が発生したときに、私は株の損切りができず、最終的に約20万円の損失を出してしまいました。痛みを伴いましたが、今ではドライなハートを手に入れることができたので、良しとしています。

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